近年、SNSやYouTubeで「エンジニアはもうオワコン」「AIに仕事を奪われる」なんて声をよく目にしませんか?
特に、これからエンジニアを目指す人や、現役エンジニアとしてキャリアに悩んでいる人にとっては、不安になりますよね…。

エンジニアってもう将来性ないの?
AI時代にプログラミングを学んでも意味ないのでは…?

結論から言うと、エンジニアは全然オワコンじゃない!
ただし、「ただコードを書くだけ」のエンジニアは厳しくなるかも…
本記事では、なぜエンジニアがオワコンと言われるのか、そしてなぜオワコンではないと言えるのかを具体的に解説します。
AI時代に生き残るために必要なスキルについてもお伝えするので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
- エンジニアを目指すか悩んでいる人
- 現役エンジニアでキャリアに不安を感じている人
- AIの進化でエンジニアの仕事がなくなるか心配な人
- AI時代にどんなスキルを身につけるべきか知りたい人
なぜ「エンジニアはオワコン」と言われるのか?

まずは、なぜエンジニアがオワコンと言われているのか、その理由を整理してみましょう。
理由①:AIによるコード生成技術の進化
ChatGPTやGitHub Copilot、Claude Codeなど、AIによるコード生成ツールが急速に進化しています。
実際、Googleのスンダー・ピチャイCEOは「現在、Googleで新たに導入されるコードの4分の1以上をAIが生み出している」と発言しています。

簡単なコードならAIが数秒で書いてくれる時代…
これは確かに衝撃的ですよね
「自然言語で指示を出すだけでコードが生成できる」となると、「プログラマーいらなくなるんじゃ?」と思う気持ちもわかります。
理由②:ノーコード・ローコードツールの普及
WordPressやWix、Bubbleなど、プログラミング知識がなくてもWebサイトやアプリを作れるツールが増えています。
専門知識がない人でも、ドラッグ&ドロップで簡単にアプリケーションを作れる時代になりました。

私の周りでも、非エンジニアの人がノーコードでサービス作ってたりします…
こうしたツールの普及で、「簡単な開発案件はエンジニアに頼まなくてもいいのでは?」という流れが生まれているのも事実です。
理由③:プログラミング学習の敷居が下がり、エンジニア人口が増加
プログラミングスクールの増加やオンライン学習の普及により、エンジニアを目指す人が急増しています。
実際、2023年度の中学生のなりたい職業ランキングでプログラマーが1位に輝くなど、人気は衰えていません。
世界全体でも、2020年に約2,540万人だったプログラマーの数が、2024年には約2,870万人に達すると予測されています。

エンジニア人口が増えると、当然競争も激しくなりますよね…
理由④:SNSでネガティブな声が拡散されやすい
「エンジニアはやめとけ」「プログラマーは将来なくなる」といったセンセーショナルな情報は、SNSで拡散されやすい傾向があります。
しかし、こうした極端な意見は必ずしも現実を正確に反映しているわけではありません。

不安を煽るような情報は目立つけど、実態とは違うことも多いです
エンジニアがオワコンではない理由

ここまで「オワコンと言われる理由」を見てきましたが、実際にはエンジニアの需要は依然として高いです。
その理由を具体的なデータとともに解説します。
理由①:2030年には最大79万人のIT人材が不足
経済産業省の調査によると、2030年には最小で約16万人、最大で約79万人のIT人材が不足すると予測されています。
これはかなり深刻な数字ですよね。

「オワコン」どころか、むしろ人材不足の状態が続く見込み!
また、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の「DX白書2023」によると、国内企業の8割以上がIT人材不足を感じていると回答しています。
理由②:有効求人倍率が他職種より高い
厚生労働省のデータによると、2024年度の新規有効求人倍率は、一般職が約2.14倍であるのに対し、ITエンジニアは約4倍となっています。
つまり、エンジニア1人に対して4件の求人があるということ。

他の職種と比べても、エンジニアの需要は明らかに高いですね
理由③:DX推進でIT需要はさらに拡大
あらゆる業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいます。
農業や漁業などの第一次産業でもITの活用が進んでおり、IT人材の需要は業界を問わず拡大中です。

こうした背景から、IT人材への需要はますます高まっています
理由④:AIを作る・活用する側に人間は必要
AIがコードを生成できるようになっても、そのAIを開発・運用・改善するのはエンジニアの仕事です。
また、AIが出力したコードが正しいかどうかをチェックしたり、ビジネス要件に合っているかを判断するのも人間の役割です。

AIはあくまでツール。そのツールを使いこなすエンジニアは必要不可欠!
AIの進化は、エンジニアの仕事を奪うというより、「仕事の内容を変える」と考えた方が正確です。
AI時代に厳しくなるエンジニアの特徴

エンジニア全体がオワコンではないものの、AIの進化によって厳しくなる働き方があるのも事実です。
コードを書くだけのプログラマー
「言われた通りにコードを書くだけ」の仕事は、AIに代替される可能性が高いです。
具体的には、以下のような業務が該当します。
- 定型的なWebフォームの作成
- 仕様書通りにプログラムを組むだけの作業
- 単純なバグ修正やリファクタリング
- テストコードの自動生成
新しい技術を学ばないエンジニア
IT業界は変化のスピードが非常に速い業界です。
数年前のスキルが今では通用しないということも珍しくありません。
経済産業省の調査では、「自主的に勉強している」と回答した日本のIT人材は、世界で最も低い結果になっています。

学び続けないエンジニアは、AIの進化についていけなくなるかも…
AI時代に生き残るエンジニアになるには?

では、AI時代にも活躍し続けるエンジニアになるためには、どうすれば良いのでしょうか?
①AIを使いこなせるスキルを身につける
これからは「AIに仕事を奪われる」のではなく、「AIをパートナーにする」という視点が重要です。
GitHub CopilotやChatGPT、Claude CodeなどのAIツールを積極的に活用し、開発効率を上げられるエンジニアは重宝されます。

AIはあくまでツール。そのツールを使いこなすエンジニアは必要不可欠!

AIを敵視するのではなく、「AIと共存する」姿勢が大切なんだね
実際、Stack Overflowの2024年の調査では、回答者の76%以上が「開発プロセスでAIツールを使っているか、使う予定がある」と回答しています。
②上流工程のスキルを磨く
要件定義や設計など、上流工程のスキルを持つエンジニアはAIに代替されにくいです。
なぜなら、クライアントの曖昧な要望を読み取り、具体的なシステム仕様に落とし込む作業は、人間にしかできないからです。
上流工程で求められるスキル
- 要件定義・設計能力
- クライアントとのコミュニケーション能力
- ビジネス課題を技術で解決する提案力
- プロジェクトマネジメント能力
③AIが生成したコードをレビューできる能力を持つ
今後は「コードを書く」時間よりも、「AIが書いたコードをチェックする」時間が増える可能性があります。
AIが生成したコードには、セキュリティの脆弱性やパフォーマンスの問題が含まれることもあります。

AIの出力を鵜呑みにせず、適切に評価・修正できるスキルが求められるね
④複数の技術領域に対応できる幅広いスキルを持つ
特定のプログラミング言語だけに特化するのではなく、複数の技術に対応できる柔軟性が重要です。
需要が高い分野の例
- AI・機械学習
- クラウド(AWS、GCPなど)
- セキュリティ
- IoT・ビッグデータ
これらの先端技術に対応できるエンジニアは、特に需要が高まっています。
⑤コミュニケーション能力を磨く
システム開発は、技術だけでは完結しません。
チームメンバーとの連携や、クライアントとの調整など、人間同士のコミュニケーションが成功の鍵を握ります。

AIにはできない「人と人をつなぐ力」は、これからもっと大切になるね
まとめ:エンジニアはオワコンじゃない!でも変化への対応は必要
今回の記事のポイントをまとめます。
エンジニアがオワコンと言われる理由
- AIによるコード生成技術の進化
- ノーコード・ローコードツールの普及
- エンジニア人口の増加による競争激化
- SNSでのネガティブ情報の拡散
エンジニアがオワコンではない理由
- 2030年には最大79万人のIT人材が不足する予測
- 有効求人倍率は他職種より高い(約3.5倍)
- DX推進でIT需要はさらに拡大
- AIを開発・活用する人材は必要
AI時代に生き残るために必要なこと
- AIを使いこなせるスキルを身につける
- 上流工程(要件定義・設計)の能力を磨く
- AIが生成したコードをレビューできる能力を持つ
- 複数の技術領域に対応できる柔軟性を持つ
- コミュニケーション能力を高める

「コードを書くだけ」のエンジニアは厳しくなるけど、
AIを味方につけて価値を生み出せるエンジニアは、むしろこれから求められます!
エンジニアという職業自体がなくなるわけではありません。
大切なのは、時代の変化に合わせてスキルをアップデートし続けること。
この記事が、エンジニアとしてのキャリアを考えている方の参考になれば幸いです!

